About

世界で最初のFAROLナイフは、1995年ポルトガルの火山島アゾレス諸島を航海していた帆船Rinpo’che号上で誕生しました。
創設者は数々のヨットレースにスキッパーとして参加したSylvain Berthommé。
家族との大西洋航行中、毎晩見張りをしながらひとつずつパーツを作り、長年夢見ていたヨットナイフを完成させました。
そのナイフはアゾレス諸島伝説のCachalot マッコウクジラと名付けられ、大西洋に面する美しい港町ラ・ロシェルにアトリエをかまえました。
ポルトガル語で灯台を意味するFAROLの誕生です。

ヨーロッパとアメリカをつなぐ歴史的帆船「エルミオンヌ号」の復元プロジェクト*1の公式ナイフやフランスSNSM(全国海難救助協会)*2の50周年記念モデル等でFAROLが採用されています。
また、多くのシェフとのコラボレーションにより、FAROLのテーブルウエアが生み出されています。
FAROLのものづくりへの真摯な姿勢はフランスにおいて高く評価され、EPV認定*3を与えられました。

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*1 フランスからアメリカ独立戦争(1775〜83年)に参加した英雄ラファイエット侯爵の帆船「エルミオンヌ号」が復元され、フランス西部ロシュフォール近くのエクス島から2015年に米国に向けて出航した。約6週間かけて大西洋を横断。
*2 Société Nationale de Sauvetage en Mer (SNSM) フランス全国海難救助協会
*3
EPV認定書(Entreprise du Patrimoine Vivant無形文化財企業)
フランス経済産業雇用省が伝統工芸を伝承・推進する優れた工業・手工業の企業に対して発行するもので、フランス政府のお墨付きと同時に、授与される企業の優秀性を証明しています。
このEPV認定書が授与されることは、その分野の中でも価値ある伝統工芸品が優れた職人技によって今も作り続けている企業として認められた証です。
EPV認定書を受けた企業は、フランスの伝統技術を遵守しフランス国内で生産を行わなければなりません。
epv
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